N.U.｜社員を知る｜株式会社FEN 採用サイト｜電気・通信インフラで未来をつなぐ仲間を募集

入社のきっかけは
「生活の一部になる仕事がしたい」

大学では機械工学を学び、就職活動では理系の知識を活かせる企業を探していました。とはいえ通信やインターネットは専門外。FENにはほぼ知識ゼロで入社しました。そんな私がFENに興味を持ったきっかけは、実家で利用しているCATVでした。FENも通信エンジニアリング事業の一環として放送システムやCATVの通信ネットワークを構築していると知り、親近感が湧いたのです。そして、「最新技術に触れながら、誰かの生活の一部となる仕事ができたら面白そうだ」と感じたことが、入社の決め手になりました。

私の新人時代は、まず1～2カ月をかけて通信技術のイロハを学ぶことからスタートしました。勉強すべきことは山ほどあり、最初は大変でしたね。よく通信機器のマニュアルを参考書代わりに読み込んでいましたが、中には英語マニュアルしかなく面食らうこともしばしば。

そうやって基礎知識を身につけた後は、上司の現場に同行して実務の流れを吸収していきました。現場でネットワーク設備の接続方法や設定などを教わり、社内に戻った後は試験用の設備を実際に触り、感覚を掴んでいったのです。ゼロからスタートして一人前に成長し、15年以上もキャリアを築いてこられたのは上司や同僚に恵まれてきたおかげだと思っています。オープンで風通しのいい風土で、人間関係で困ったことはありませんね。

設計・提案・構築・保守と
一貫して担当する醍醐味

私は主に、CATV局を対象にインターネット設備の新規施工や保守管理を担当しています。お客様が高速データ通信を問題なく利用できるよう、ニーズに合わせてシステムを設計・提案し、現場にサーバやルータ、スイッチやファイヤウォールといったネットワーク機器を導入・設定し、通信環境を形作っていきます。

また導入後のアフターサービスも大事な仕事のひとつ。設備の定期点検はもちろん、セキュリティの観点から各機器には保守期限が設けられているため、必要があれば点検時に更新の提案もします。通信技術は日進月歩で進化しており、お客様から「より高速化できないか」といったご相談をいただくことも珍しくありません。そうした時は営業と一緒に企画提案を行うこともありますね。

このようにお客様に合わせた設計・提案から施工、保守まで一連のサービスにトータルに携わることができるのは大きなやりがいです。また、全国各地のCATV局と取引実績があるため、毎年のように設備の更新や新規導入があり、常に達成感を感じられることも魅力のひとつ。おかげで社内作業ばかりにならず、定期的に全国出張に行けるので内勤と外勤のバランスが良いこともモチベーション維持につながっています。

「人が財産」を体現する職場環境も魅力のひとつ

人の魅力や仕事のやりがいに加え、勤務体系や有休休暇の取りやすさなど働き方の自由度が高いことも、FENのいいところだなと感じています。以前から上場グループの一員として福利厚生は充実していましたが、最近では男性社員も育児休暇を取得できるようになるなど、時代に合わせてさらにアップデートされています。丹社長はよく「人が財産」と言っていますが、その言葉の通りに、社員を大事にする環境づくりが進んでいるのは嬉しい限りです。

こうした環境の中で、現場の第一線で活躍し続けることが、今の私の目標です。やはり何年キャリアを重ねても現場は面白いもの。このやりがいを、これから入ってくる若手の方々にもぜひ体感してもらいたいですね。自分がそうしてもらってきたように、培ってきた知見を活かして最大限のフォローをしていきますので、「インターネットがあるのが当たり前」という世代の視点を活かし、新しいアイデアやチャレンジに取り組んでいただけたらと思っています。

通信業界は今後もさらに成長し続けるでしょうし、FENもきんでんとのコラボが増えるなどさらなる発展を目指せる環境にあります。私自身、入社前は通信やネットワークの知識ゼロ、「インターネットの仕組みって何？」というレベルだったので、バックボーンは問いません。この世界に興味があればぜひチャレンジしてみてください。